我が家の 日産デイズ ルークス も6万km近いのでスパークプラグを交換しました。
デイズは日産車ですが、三菱のEKスペースのOEM車なので交換方法はまったく一緒です。
まずは、スパークプラグの上にあるエアクリーナーボックスを外します。
写真の黄色の矢印の10mmのナットとクリップを外します。
10mmのナットは切り欠き部分のところに止まっているのでソケットレンチで外す時には下に落とさないように注意が必要です。
私はナットが落ちないようにマグネット付きのソケットレンチを使いました。
これがあればナットを外す時も付ける時も落とす心配がないので楽に作業ができます。
このマグネット付きソケットは大変便利で使いやすいのですが、欠点としては磁石式なので鉄以外のボルト・ナットには使えないことです。
鉄以外のボルト・ナットにも使いたいのであれば、磁石を使わないボルトキャッチソケットが有効です。
こちらはソケットの内側に埋め込まれた2つの鋼球がボルト・ナットを保持して落ちる心配がないので、鉄以外のボルト・ナットにも使えます。
次に、エアクリーナーボックスのクリップ2箇所を外しエアクリーナーボックスを引き抜きます。
クリップは上下に2箇所あります。
エアクリーナーボックスは下の部分がグロメットに差し込んであるだけなので強く引っ張れば抜けます。
初めて外すときは嵌合部分が固いので少し力を必要とします。
エアクリーナーボックスを外せばイグニッションコイルが現れるので、イグニッションコイルをとめている10mmのボルトを外せば引き抜けます。
この時にイグニッションコイルに差し込んであるコネクタを外す必要はありません。
コネクタを外してイグニッションコイルを外しておいたほうが作業の時に邪魔にならなくて楽ですが、その場合にはコネクタを外した状態では間違ってもイグニッションスイッチをONにしてはなりません。
もし、コネクタを外した状態でイグニッションスイッチをONにしてしまうとコンピューターが配線の断線を記憶してしまうのでエンジン警告灯が点灯してしまいます。
エンジン警告灯が点灯してしまうと消去しなければならなくなってしまい、自動車整備工場に持ち込まなければなりません。
せっかく自分でスパークプラグ交換をして工賃を節約したのに、自動車整備工場で警告灯の消去をするのに工賃がかかってしまっては意味がありません。
あとはプラグレンチを使ってスパークプラグを外して交換するだけです。
こちらが外したスパークプラグです。
私はラチェットレンチとエクステンションバーとスパークプラグソケットを使いました。
スパークプラグソケットを選ぶ時にはマグネット付きの薄肉タイプを選びましょう。
近年の車は、スパークプラグの穴とスパークプラグの隙間があまり無い為に、ソケットが厚いとプラグ穴に入らないことが多いです。
スパークプラグソケットの厚いタイプは剛性が充分あるのでそのぶん壊れにくいという利点はありますが、プラグ穴に入らなくては意味がありません。
薄肉タイプのソケットでも私の経験上、今まで一度も壊れたりしたことはありません。
また、マグネットが付いていないとスパークプラグは抜け落ちてしまうのでマグネット付きは必須と言えるでしょう。
ちなみに今回交換したデイズは16mmのサイズです。
スパークプラグレンチはハンドルと一体になった物もありますが、それだとスパークプラグ交換の時だけしか使えないので、ラチェットハンドルとエクステンションバーとスパークプラグソケットを購入したほうがいろいろな場面で使うことができるので、初期費用はかかってしまいますが後々便利です。
今回使用したスパークプラグはNGK RXプラグ LKR6ARX-P(B21W・NA用)です。
デイズのスパークプラグはイリジウムプラグを使用しているので、交換サイクルは10万kmなので正直いってまだまだ使えたのですが、軽自動車の場合は普通乗用車に比べてエンジンの常用回転が高いので10万kmまでもたないこともあります。
自分で交換する場合には、部品代しかかからないので早めの交換をしました。
スパークプラグは見た目ではなんともなくても走行距離がかさんでくれば性能は劣化します。
また、スパークプラグに異常をきたすとエンジンがかかりずらかったり、アクセルを踏んでも加速しなかったりとなってしまうので、レスキューを呼ぶはめになってしまうこともあります。
そのようなことになってしまうと、スパークプラグの交換費用だけでなく車を運んだりする費用もかかってしまうので大変な出費になってしまいます。
そのようなことにならない為にもスパークプラグは早めの交換をおすすめします。
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